普通自動車免許で乗車可能な車両
トラックドライバーの仕事に就くにあたって知っておかなくてはいけないのが車両の種類と対応免許です。トラックというと特殊免許が必要なイメージを持たれがちですが、乗用車などを運転する普通自動車免許でも乗れる車両はあります。普通自動車免許で運転できるのは総重量3トン、最大積載量2トンまでの車両です。コンビニや個人宅へ荷物を届けるルート配送などで使われるトラックがこれに該当します。数ある免許の中でも比較的取得がしやすく合宿を利用すれば最短2週間弱で取ることも可能です。
特殊車両の運転に必要な準中型免許
普通自動車免許で認められている積載量を超える車両を運転する場合に必要となるのが準中型免許です。準中型免許を取得すると総重量7トン、最大積載量4トン未満までのトラックを運転することができるようになります。一般的な荷物を運ぶ車両だけでなく冷凍車などの特殊車両を運転もできるようになるので仕事の選択肢を増やせるのが強みです。取得に掛かる費用や難易度は普通自動車免許とそれほど変わりません。すでに普通自動車免許を取得している人は学科や実技講習を飛ばして卒業検定を受ける一発試験という選択肢もあります。
大型車両の運転に求められる免許
総重量11トン、最大積載量6トン以上のトラックが運転できる大型免許は数ある免許の中でも取得と費用が高いのが特徴になります。他の免許に比べて技術を学べる教習所自体限られているため、教習を受けずに一発試験で取得を目指す人も多いのが実情です。需要に対して取得している人の割合が少なく、引く手あまたの状態で自分の希望する条件で働ける会社を選びやすいというメリットもあります。
トラックドライバーの求人の中で待遇が良い案件は、大型免許が必要な運転や長距離を移動するドライバーです。